朝晩に冷たい空気を感じるようになりました。
つい1か月と少し前のことなのに、秋の気配も相まってか、
ちょっと昔のことにも感じます。
『長良川であがる花火』の実現を目指して、昨秋から取り組んできた実行委員会。
傍で見つつ、自分もサポーターズとして関わることで、貴重な経験が出来ました。
長良川であがる花火は、戦後から70年以上の間、夏の風物詩として市民の心に残る花火大会でした。
その景色を絶やすことなく見続けたい、その気持ちで実行委員会が発足しました。
発足はまだまだ寒い2月、なんとなく夢見心地というか、何が自分にできるのか分からないまま、走り出しました。
実行委員会が最初に行っていたのは、各方面との調整でした。
花火師さんはもちろん、国土交通省、岐阜県、岐阜市、警察、消防、今まで主催していた岐阜新聞、中日新聞、協賛企業へのアプローチ。
花火って、簡単に出来るものではありません。。
今まで勝手に見ていたけど、沢山の人の仕事を経てあがっていたのか...!と、知ることが出来ました。
そしてコロナ禍、4~5月は外出自粛、経済への影響もあり、状況は二転三転ありました。
でも、盛夏が近づくにつれて賛同してくれる方と直接触れる機会が増え、
「みんな」が増えて、
がんばってね、ありがとう、の言葉をもらうと、
もう、実現させねば!と、もう自分ゴトになっていることに気が付きました。
本来ならば、川ゼミで沢山の方に関わってもらい、より濃ゆい自分ゴトにしてもらいたかったと思います。
当日の花火は、眼前いっぱいに広がる花火と驚嘆の声や拍手に、
それはもう強く胸が熱くなりまして、
実行委員会と賛同してくれた方への感謝でいっぱいになりました。
花火の直後に、委員長と副委員長ががっちりと握手を交わした姿も、
ちょっとこみ上げるものがありました。
(一つだけ、
日時変更と非公表となったことで、直接花火を見るのが叶わなかった方には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。。)
みんなで「何か」に取り組むことは、きっとそれぞれありますが、
『みんなで花火をあげる』、こんな貴重な経験は、きっとここだけの話。
そんな想いを持つ人が多い地元って、素敵じゃないですか?
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主観の多いブログになってしまい気が引けますが、
今年の夏、たしかに燃えていた出来事を書き記して、
ひと段落とさせていただきます。
とは言いつつも、きっとすぐに、「何か」が始まると思います。
アンドンに行き交う人たちは、「何か」楽しいモノ/コトを見つけるのが非常に上手なのです。
長良川との暮らしがもっと楽しくなる場所---この想いがあってできた&n。
今後も「何か」を巻き込み、巻き込まれる拠点となっていくと思います。
末筆にはなりましたが、
東海テレビさんから取材があり、長良川鵜飼屋花火大会も取り上げていただきました。
当日花火を見られた方も、見られなかった方も、
岐阜を愛する皆さんのおかげで実現した花火大会の様子を
是非振り返ってみてください。
▼放送日詳細はこちら
東海テレビ「祭人魂」(まつりびとだましい)
10/31と11/7土曜日ひる11:25~12:00
https://www.tokai-tv.com/matsuribito/
※前編後編、2週に渡って放送されます
(by S)